口臭がもたらす大きな問題のひとつに自臭症があります。
これは自分には口臭があると思い込んでしまい、悩みを抱えてしまう状態のことを言います。臭いや周囲の反応に対して過敏になってしまい、人とうまく接することができなくなってしまうといった状態にまで悪化することもあるのです。
この自臭症の多くは思い込みだとも言われています。口臭は自分で把握するのが困難なため、過剰に考えてしまっているケースが多いのです。
自臭症になるきっかけは自分の口臭を自覚することです。自分で臭いに気づいたり、他の人に指摘されるなどのきっかけがありますが、その臭いが必ずしも本当の口臭とは限りません。たとえば緊張時や空腹時、起床後など唾液の分泌量が減少し、細菌の繁殖が増えたことで一時的に口臭が発生することがあります。たまたまその際に臭いに気づいてしまったことで常に口臭がしていると思い込んでしまうケースも多いのです。
問題なのはこうして悩みを抱えることで人前でいつも緊張してしまったり、ストレスによる自律神経の乱れで緊張状態が続いてしまうことで口臭が慢性化してしまうことがあることです。自分で自分を追い込んでしまうわけです。
このように、口臭対策には過剰な思い込みや悩みを解消するところからはじめる必要があります。自分の生活環境を見直してみたり、口臭チェッカーや口臭外来の受診で口臭の度合いを客観的に測定してみるのも有効な手段です。くれぐれも自分で口臭の原因を増やすようなことは避けるようにしましょう。
